コラーゲンに関する疑問にお答えします

動物性のコラーゲンは牛や豚、鶏などを原料にして作られています。
主に骨や皮などからコラーゲンを抽出しますが、豚足や牛のテール、鶏のトサカなどもコラーゲンが豊富に含まれていることからこれらも原料となることがあります。
コラーゲンは、フカヒレスープや豚足の煮込み、スッポン鍋、テールスープ、牛筋の煮込みなどの料理として昔から人間の生活になじみが深いものでした。
最近ではコラーゲン鍋というそのものずばりの鍋まで登場して人気となっています。
しかし、コラーゲンを多く含む食材には独特のくさみがあるものが多く、この匂いが苦手とおっしゃる方も少なくないようです。
またカロリーの高さも気になるところです。
牛や豚、鶏などから抽出される動物性のコラーゲンは熱に強いという特徴があることから加工がしやすいというメリットがあります。
しかし、人間の体内で消化吸収するには時間がかかるという点と繊維質が多いために低分子化しにくいというデメリットもあります。
動物性コラーゲンは牛の骨から抽出されるものが多く出回っていましたが、アメリカでの狂牛病の問題があったため現在では豚と鶏を原料にしているものがほとんどになりました。
今現在までは牛とは違って豚や鶏から抽出された動物性のコラーゲンで大きな問題は起こっていませんが、飼育過程で使用された薬剤の関係性が問われることもあるようです。
今後動物性のコラーゲンを摂取する場合はその点をよく確認するようにしてください。

食物酵素とは?

前にご紹介した消化酵素、代謝酵素は体のなかで自然に生成される潜在酵素であるとお話しましたが、食物酵素はそうではありません。
食物酵素は体の中で生成されることはなく、外部の、食物に含まれている酵素なのです。
ただ食物酵素はそれ自体が体に吸収されるわけではありません。
酵素をたっぷりと含む食べ物を食べることで酵素を体の中に取り込み、働いてくれるとなんとなく考えてしまいがちですが、食物酵素は他の栄養のように、体に吸収され働くようなものではないのです。
ではなぜ食べ物から酵素を摂取する方法や、酵素を多く含む食べ物の紹介があるのか。
それは食物酵素を多く含む食材は、その含まれている酵素により胃や腸にたどり着く前に既に消化しやすい状態へと変化しているのです。
ですから、胃や腸にたどり着き消化・吸収が行われるときも、使用する消化酵素の量が少なく済み、消化酵素の節約が出来るんです。
体内で生成される潜在酵素の量は、人によって定まっています。
そのため、使用する酵素の量を節約できると、その分他の働きを行う際に使用できる量が増え、酵素を体の中でしっかりと働かせることが出来るのです。
それに酵素をたっぷりと含んだ食物を食べることで、体の中の酵素の働きを活発化させることが出来る、という研究結果も出ているようです。
食物に含まれる食物酵素を直接取り込み、使用できるわけではありませんが、この二つの理由により酵素を含む食材の積極的な利用は推奨されているのです。
酵素は限りある分子ですので、足りなくなり体に影響が出てしまわないよう、こういう外部から摂取できるものを効果的に使用することはとても大事ですね。

コラーゲンに関する疑問にお答えします

コラーゲンは化粧品に配合されているものや、サプリメントやドリンクなど食品に配合されているものがあります。
化粧品の場合は肌の上から塗ってコラーゲンの成分を吸収させます。
そしてコラーゲンが配合された食品は身体の中からコラーゲンを吸収させるものです。
巷にはコラーゲンの名の付いた化粧品や食品がたくさんありますが、その効果はどのようなものなのでしょうか。
食品として口から摂取したコラーゲンは胃や腸でアミノ酸やペプチドに分解されます。
そして腸で吸収されて全身に行き渡る仕組みになっています。
つまり、肌のハリや弾力を取り戻すためにコラーゲンを摂取したとしても直接肌組織に届く訳ではないのです。
また腸で吸収されたアミノ酸やペプチドはすべてがコラーゲンの合成を助ける働きをするわけではありません。
分解されてアミノ酸やペプチドになるとさらに変性してしまうことがあります。
そして変性したアミノ酸やペプチドはヒドロキシンブロリンのようにコラーゲンの材料にはなることが出来ないとされるものもあります。
ではコラーゲンを摂取しても効果がないのではないか、という疑問も出てきますが、近年の研究でヒドロキシンブロリンなどのコラーゲンの材料にならないとされていたものに細胞の活性作用があるという結果が出たという報告もあるようです。
一方、肌からコラーゲンを塗って吸収させる方法ではコラーゲンの大きさが重要になります。
通常のコラーゲンでは分子量が大きすぎるため肌には吸収されません。
このためトリペプチドコラーゲンのように低分子化されたコラーゲンを選ぶことが重要になります。